2017年4月9日日曜日

20170409

『恋愛を数学する』(ハンナ・フライ著 森本元太郎訳:朝日出版社)



タイトルには数学とあるが、数式はほとんど登場しないので気楽に読める。
文章に込められたちょっぴりブラックなユーモアがとても面白い。個人的には大変波長が合う気がする(笑)



  • あなたの恋人になってくれる可能性のある人数は、銀河系の知的異星人文明の数より少ない。
  • 自分を魅力的に見せて、相手に選ばれる確率を最大化させる戦略は「自分と似ていて、ちょっとだけ魅力に欠ける友人と一緒に行くこと」
  • 自分から相手にアプローチした方が、声を掛けられるまで待つよりも効用が高まる可能性が高い。青年よ、肉食たれ。
  • ネット上でパートナーと出会いたいなら、自分をよりよく見せるのではなく隠したいと思っていたことを出せ。平均的にそこそこ美人に見せると、逆に選ばれる確率を減少させる。
  • 25歳までに出会うパートナーはお断りし、その後で一番最初に現れた「今まで出会った誰よりも魅力的な相手」とお付き合いすることが確率論的に最も幸せになれる。
  • カップルが長続きするかどうかは、2国間が核戦争に入るかどうかと同じモデルで解析できる。

こちらのTEDトークの内容がベースになっている。

0 件のコメント:

コメントを投稿