2017年11月13日月曜日

20171113:日経テクノロジー展望2018 世界を動かす100の技術

『日経テクノロジー展望2018 世界を動かす100の技術』(日経BP社編)


日経BP社系列の技術誌編集長と専門記者が議論して、知っておくべき技術をピックアップして説明している。


あらゆるところからセンサーなどでデータを集めてきて(IoT)、アルゴリズムで未来を予測し(AI)、データを人・モノにフィードバックする。
自動運転の自動車を代表として、このような製品・サービスが更に広まって行くことは間違いないだろう。

何ゆえにこのような技術が注目されているか?と抽象度を一段高めて考えると、「生産性を引き上げるため」という答えが共通しているように感じる。

  • 人手をかけずに最適な値段を計算して提案したい
  • 駐車場を探して止めるところは車がやって欲しい
  • フィンテックでサービスを受けたその場で決済したい
  • 限られた天然資源で最大限発電したい
  • 社会インフラを、人手をかけずに点検したい
  • お店に行かずともVRで試着して服を選びたい
  • 作業員が少なくても短い工期で建築を終わらせたい


少ないインプットで大きなアウトプットを出すような、生産性を高める技術に注目が集まっている。医療に関してもゲノム編集や心不全を防止する心臓などは、治療の生産性を高める取り組みと見ることもできよう。

これから日本は少子高齢化・労働人口の減少が見込まれており、作業の省人化は欠かせない技術としてニーズが高まって行くだろう。特に肉体労働を伴う作業の場合、人手不足が常態化している。これらを解決するようなロボットや工法の登場が望まれている。

この本では製品の写真やサービスの概要図など、絵やイラストが豊富に掲載されているので、読みながらイメージがつかみやすいのがありがたい。



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