今日は長内先生の輪講。
毎週新製品開発に関するMOT系論文を2本事前に読んで、授業でディスカッションする形式。
授業初期の頃は一本10ページ前後くらいのボリュームだったのだが、気がつくと20ページ超の論文が指定されてる! 死の回転寿司の様相を呈してきたな(笑)
初回に発表を済ませた者としては、発表担当の2周目が無いことを切に願ってやまない。
一報目は技術開発の過程に関するもの。
春学期前半の吉川先生の授業でクリステンセンのイノベーターズジレンマでやったので馴染みのあるテーマだった。
当事者としては重たくてしんどいテーマでもあるが。
取り上げられてる事例の情報としてはなるほどねーと思うところもあったが、色々と???というポイントも多々あり。
「磨き上げれば更に良くなる可能性を秘めた、読む学生に気づきを多く与える論文であった」という長内先生に気を使った表現の感想コメントにしておこう(笑)
二報目は台湾ODM産業について。
天の時・地の利・人の和とも言うけど、インテルのチップセットによる標準化という時流を見逃さず、国のサポートがあって産業が起こりつつあるエリアで、多くの人が直にやり取りすることで、素早く学習を積み上げてイノベーションを起こしたってことのように読めた。
その後はシャープネタや「日本の家電は高いとは言えない」という議論も起こって面白かった。
確かに物価や人件費では日本より高いアジアの国もあるのに「日本は技術にこだわって高コストになって安い海外製品に負ける」という固定観念の重力に魂を引かれているんだよねぇ。
「製品を高く売る技術」に弱いという点も感じるけど。
マーケの弱さになるのかなぁ。 色々と考えさせられる内容でござった。
写真はコンビニで見かけて買って来たガンダム本。
自社内の新規技術と既存技術って、強敵と書いて「とも」と呼べるような良きライバルであるべきなんだろうなぁ。勝ち負けではなくてさ。
ちなみにこの本はWBSの初心者向けに良いかな?と思って買って来たのだけれど、Zガンダムに入る手前までのガンダムとザクだけで130ページを書き上げるというマニアック本だった。
しかも内容は2011年に出たシリーズの合体焼き直しバージョンだった・・・もう読んでたよ。
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