『機動戦士ガンダムユニコーン名言集』(株式会社ライブ編著:PHP研究所)
「ボーイ・ミーツ・ガール」「ボーイ・ミーツ・ガンダム」で構成されるガンダムユニコーン。
作品中の名言を9名のライターが解説しており、名言を読むとシーンが蘇る人向け。
エピソード1~7で構成されている作品なのだが、主人公バナージの成長が著しいものの、劇中ではわずか1ヶ月しか経過していないというあたりが驚き。
【初代ガンダムと比較して見ていて安心できる点】
- 主人公バナージの立ち直りが早い。アムロだったら2~3度無断出撃と脱走をしてるレベル
- 大人が若者に対して寛容。ファーストの頃のブライトやウォン・リーだったら平手打ちが飛び交っている。
- フル・フロンタルがお約束に忠実。「3倍速い」を聞くと魂が震える。さすが池田さん
- ジンネマンが漢過ぎる。ランバ・ラルみたいな立ち位置でもあるが、最後は同じ陣営になるのが嬉しい。
- リディが憎まれ役を背負っている。困ったことがあればリディという扱いにも近いが(笑)憎まれ役が分散されず展開が安心。
- オットー艦長が成長する。エピソード2の頃は連邦軍のダメ艦長だったが、エピソード6では名演説を打った上に「軍人として、一人の大人として、諸君の健闘に期待する」と鼓舞するあたりは思わず感動してしまう。
モビルスーツ関連の描写も素晴らしい。MSVの新しい描写を見られる日が来るとは思ってなかったし、「エピソード7の冒頭にマラサイのビームライフルを持ったジェガンが配備されてるシーンが一瞬映るよね!」という盛り上がりができるのも素晴らしい。
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