2017年3月6日月曜日

20160808

今日は佐藤先生の集中講義。企業価値創造型経営の5回目。

1コマ目はコーポレートファイナンスの復習。
この授業のおかげで、経営戦略(マーケティング・オペレーション・人材組織)とファイナンス・会計が横でつながった感が出ている感じ。
完全な腹落ちするまでかなり寄ってきたかなと。

2コマ目はグループでテーマ企業を選定した上で企業価値向上策に関する発表会。
私たちのチームは和歌山県にある島精機製作所を取り上げ、運転資本の圧縮をベースにした企業価値向上プランをプレゼン。
話そうと思えば1時間くらいは議論できる内容まで詰めたつもり。
なんとか発表が無事終わったかなと一息つけた感じ。
自分たちや他Grの発表、先生の話を聞いて感じたのは「企業の経営理念があまり語られないな」ということ。
中小企業ではオーナー社長が多くて「そもそもこの会社は何がしたいの?」という問いが前面に出るのだけれど、公開企業ではちょっと違うのかな?
ポートフォリオの組み替えは事業戦略とのマッチングも重要だけど、企業価値が上がるからって理念と違うことをすべきでもなかろう。
理念に沿った事業を行ってきた結果、事業戦略に沿った経営資源が蓄積してるはずだから、おのずとマッチするという考えなのだろうかな。
リターンを求める投資家とどう相対するかという点が、まだ私の中でファイナンスと経営戦略とのつながりで腹落ちしきってないところ。
何はともあれ、このチームメンバーでグループワークを乗り切ったのは大きな成果でもあったし、良い出会いだったと思う。
メンバーの皆さんには深く深く感謝。
打ち上げのビールは美味しかった!
明日はいろんなグループの発表があるから、胸を借りるつもりで質問をぶつけよう(笑)

【今日の佐藤先生語録】
「日本企業で計画的な積み上げのM&Aで成功した企業を挙げてみてください」
「思いつかなかったら次の人にマイクを回してください」
「マイクを回すスピードが重要なんです」
「どんどん回してください」
「・・・そうです、日本にはそのようなM&Aで成功した企業はほとんどないってことなんです」
『学生がすぐに答えられない』ということ自体がファクトであることを体感させるという、このドライブ感が面白い。

【投資会社の鉄則】
1.冷徹に事業を見て、コスト削減などValueが上がることは全部やりきる。
2.何を買って何を売るか、イグジットをしっかり考えておく。

3.使えるリソース(プロ経営者)を使いこなす。荒くれ者を使いこなす、経営者の上の経営者たるべし。

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