2017年3月6日月曜日

20160814

ネット上で評判になってた労働時間関連の本を読んでみた。 単に「早く帰れて毎日ハッピー!」という内容ではなく、変化の必要性を訴えているもの。

 『ほとんどの社員が17時に帰る10年連続右肩上がりの会社』(岩崎 裕美子:クロスメディア・パブリッシング)
『労働時間革命 残業削減で業績向上! その仕組みが分かる』(小室 淑恵:毎日新聞出版)

前者は著者自身が「深夜残業・終電帰宅当たり前」の企業でどっぷり働いた経験を踏まえ、そうではない会社を作ろうと奮闘してる内容。
ただ17時に帰るだけでは幸せにはなれないという苦い教訓も書かれていて参考になる。

後者は国が長時間労働是正の方向性を打ち出した意義や、各企業での幅広い取り組み内容を紹介している。
長時間労働是正に取り組む厚労省が長時間労働を是正出来ていないというブラックジョークをよく見かけるが(笑)
この本では大企業・中小企業にとどまらずに市役所なども対象になっていた。愛知県警の刑事も対象にして取り組めたという点は驚き!
管理職・経営者が読むことを意識した内容で、仕事を早く終わらせるテクニックというよりも、制度・組織設計やマネジメントする上での注意点を顧客への導入事例や自分の失敗例を元に解説している感じ。

働き方そのもののに対してイノベーションが必要になってるんだろうなぁと感じる。また、社風を変えるには時間がかかるだろうけれど、変えないといかんよなーと思ったり。


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