2017年3月6日月曜日

20160913

『機動戦士ガンダム13』(富野由悠季:角川書店)


「アムロが撃墜されて死ぬ」という驚愕の展開が有名な小説版ガンダム。
主人公が死んだだけあって、このエピソードの後はどこにも繋がらないという袋小路設定もまた良し(笑)
その後、シャア専用リックドムの出典にはなったけどね。

冒頭でコアファイターの訓練時に「電源が切れりゃあ、計器なんぞメンコ以下の代物だろうが!」というセリフが飛んでくるんだが、宇宙世紀にたどり着く前にメンコという単語が危うくなっとる(笑)
個々の設定はアニメ版とは結構違っているので、通して読んでみると違いがわかって面白い。
最初から全員軍人だったりするし。
また、セイラさんとアムロのドラマに大人の展開があったりするのが富野監督らしい。
Vガンダムもそんな感じだった。
ガンダムUCも小説版はアニメよりも結構深くえぐってくるので、小説は小説で読んでみると新たな発見がある。

本棚を片付けてると思いもよらぬ登場に時間を食われるものよ(笑)


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