2017年3月6日月曜日

20160916

今日のプレゼミは清水先生の管理会計。


春学期の授業を取っていた学生にちょいちょい絡んでいるのは知ってる人が少なかったからか。
今日のテーマは「管理会計で考える経済環境変化への対応」 MBAExpoの模擬授業用に作ったスライドの流用らしい。
先生は「よくわかんないMBAExpoとかいうイベント」などと紹介していたが、学生集め用イベントの人選は本当にこれで良かったのか早稲田大学ビジネススクール(笑)

イントロはともかく内容はとても興味深い。
失われた20年に突入する前までの経済状況はGDPの成長でよく見るグラフだったけど、それを損益分岐点比率と一緒にプロットしていたのがユニーク。
ここ数年の利益率向上(BEP売上高の低下)を正規社員雇用という固定費だったものを非正規社員という変動費に変えた要因があると解析されていた。
労働人口が横ばいの時代だし、変動費率を上げて固定費を削減すればBEPは減る方向に動くわな。
話を聞いていて、BEPを減らす要因の一つにはなるだろうけれど、設備投資も伸び率は小さいけど売上高と同じような推移をしているので、その辺の影響もありそうかなと感じた。
多重回帰とかできるのかな?

管理会計指標を国内企業全体で見ることで何かを物語れるというのは新鮮だった。
先生の初期の研究(RD段階のコストマネジメント)なども面白そうだった。
不確実性が高い状況下で原価などの管理をどうするのかは興味がある。
管理会計の中でどのようなKPIを用いて経営していくんだろうね。
将来の業績に繋がる学習のプロセスをどう追いかけるのか。


後半は喋べりの勢いでうっちゃりを打つような変なテンションの質疑応答で終わったが、何だったんだ(笑)

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