2017年3月6日月曜日

20161001


1限は岩村先生のファイナンス。
春の必修に続いて秋の選択科目も選んでみた。
株式会社の数字周りを強化せねばならんので秋学期は会計・ファイナンス系科目を重点的に。
しかし、岩村先生はゼミ生なら名前言えるんだね(笑)
「銀行の人」「製薬会社の人」「NECっぽく見えない人」としか読んでなかったもんな。
秋の講義は必修には盛り込まれなかったコーポレートガバナンスとファイナンス関係。会社法の理論やオプション理論の説明がなされていくらしい。
今日はガイダンスなので中世ベネティアの交易とオランダの東インド会社を通じた会社の説明。後半のホワイトボードは地中海の地図だけだった!

【岩村語録】
・いかにうまくごまかして世の中を渡っていけるかを学ぶ。ファイナンスで企業価値なんて上がるわけない。良い商品と良いサービスを顧客に提供するのが先。「ROEを上げろ」なんて「働け」で十分。
・認証や各付けは真の1流は取らない。なくても仕事来るから。各付け会社に勤めてる人は1流とは言えない。本当に各付けがわかるなら投資会社で年収1億円もらってるはず。
・私が好きなことを教えると学生が減る。
・アサヒとサッポロをブラインドで飲み比べて差がわからないなら、企業価値の源泉は商品ではないってこと。
・大村先生の「ファイナンス入門」は18人受けて合格点が取れるのが3〜4人。科目の名前を「難しいファイナンス入門」に変えるべきだ。
・シェイクスピアなんて寒くてジメジメした島にいる頑固オヤジですよ。でも、そんな人が書いた本はよく売れるんです。いつの時代も同じですね。
・帆船は戦闘に向かない。
・期末レポートをなくすから、ディスカッションレポートと評価にいちゃもんつけないでね。これを双方武装解除と言います。

2限は開けているのだが、今日は岩村ゼミOBの方が社内ビジネスコンテストで予選を勝ち抜き、社長プレゼンをゲットしたのでそれの予行演習に同席。
岩村先生の学生への愛とプレゼン指導のリアルを垣間見た。
・・・ゼミ生の人は大変だわ、こりゃ(笑)

3−4限は関先生の「実務者のための生産管理・経営管理」
最初のイントロダクションのスライドに登場したのがSEED Destinyのストライクフリーダムガンダムだった。
MBAホルダーたるもの、この姿を目指すべきらしい。
・・・私の中で良い先生と認定した(笑)

製造業に主眼を置かれているが、教科書をベースにして生産管理の基礎を徹底的に叩き込む感じの授業。
もともと日産でサプライチェーンを担当しており、そこから日立コンサルティングへ移られた方。実例豊富な感じになりそう。
DARPA(アメリカ国防高等研究計画局)の開発例として、サメにレーザー砲をつけて戦わせる研究例の説明を受けている時、春で卒業した陰論の授業かと思ったわ。
論理的思考のグループワークとして「日本中のポストの数は?」というフェルミ推定にチャレンジ。
「小学校の周りにあったポストの数」を根拠として全国17万台と推測したが、思いの外正解に近くて驚いた。
まぁ、個々の推定に倍半分のズレはあっても、各ステップで%の割合で算出して行けば最終的には±1桁のオーダーくらいは収まるとは思ったが。
時間がかかりまくったのは猛省点。
しかし、関先生は顔立ち・喋り方・笑い方がチュンソフトの中村光一さんに似てるなーと思いながら授業受けてた(笑)

5−6限は山根先生のマネジメントコントロール。
名だたるM2の有名人先輩方がこんなに・・・驚いた!
ケースディスカッションの中で、「顧客とのインターフェースをきっちり設計したものを経営戦略といい、それが腹落ちすると共感を呼ぶ」という部分は確かにな!と感じた。
後半のレクチャーは経営理論の歴史について。経営学では経営論を一まとめに教えることが多いが、本来は時間軸がずれているのでその当時の外部環境を知った上で学ぶことが大切。
ケーススタディは真剣にやった本数が100本を超えてくると自分の中の判断基準に汎用性が生まれてくるそうな。
頑張らねば!

MBAホルダーが経営学を学ぶ理由についての解説で、木曜の淺羽先生と同じテーマだった。言ってることは同じでも印象がかなり違って面白かった。
ちなみに山根先生はミンツバーグが大好きで、淺羽先生とは真逆だった(笑)
噂に聞いていた山根先生の喋りをたっぷり堪能した2コマだった。

久々の丸一日早稲田。面白かったが、ケースも多いし時間の使い方をうまくしないとね。

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