2017年3月6日月曜日

20161012

『戦略力を高める 最高の戦略を実現するために』(平井孝志:東洋経済新聞社)


WBSで総合経営を担当している平井先生の本。
授業パズルの結果履修を泣く泣く断念したが。
2010年に買ったまま、しばらく眠っていたのを、この度発掘して改めて読み直した(笑)

戦略系の授業でも繰り返し指摘されるが「成功企業をトレースしてもうまく行くとも限らない。戦略勉強してどうするの?」という問いに対して「戦略とは海図を作り、考え続けるプロセスである」と答え、海図(戦略)の構成要素を将来のあるべき姿・現状の正しい認識・戦い方の明確化の3つと解説している。
ビジネス書にある内容を鵜呑みにするのは、他の人用の海図をダウンロードして自分の航海に使おうとするようなもんだと思えば、自分用に手直ししないと危なっかしくて使えませんわなー
戦略系の授業が増えてきて、ケースや企業を分析するときのフレームワークをきちんと使いこなさないといかんなと反省することが頻発。
自分の中できっちり論理を組み立てられるように考え方の道筋を作らないとね。
闇雲にフレームを当てはめて分析してみて、説明できそうな感じでまとまったらレポートにするみたいなやり方では戦略力が高まらんよなー
巻末に戦略マップの白図が付録についてたので使ってみるか。

精進精進。


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