2017年3月6日月曜日

20170107


1限は岩村先生のファイナンス。
今日は親子上場企業の資金調達方法に関するディスカッション。
上場している子会社が投資のために資金調達を計画している時、マイノリティであるファンド(自社)がどのような提案をすべきか?という内容。
講義で継続して使う可能性があるので、ネタバレはなし。
さすが金融機関や財務部門にお勤めの皆さんだけあって、公開されたレポートは大変勉強になる。
こんなに一所懸命仕組みを考えてお金を出しているのか・・・と少しだけリアルを触れることが出来て良かった。

【ファイナンス】
・経営には確定した答えがない。正解が無い中で、他の人のレポートを見て衝撃を受けることが重要。
・調達の前提条件をクリアにしておく。経営者の意図に大きく反した提案はそもそも検討されない。
・調達しようとしている規模感を想定することも大事。金額の多寡でスキームも変わる。
・デットファイナンスを考える時、その会社に直接貸すのが良いのか?も考えよう。親会社に貸して株式を担保にとるやり方もあるかもしれない。
・増資を考えるなら株価のボラティリティを考慮しておくこと。

【岩村語録】
・今日は修論の提出日。ゼミ生を何とか出荷したい。3年目に突入して授業料を払ってもらうのは大学には良いかもしれないが、私は避けたい。
・「ルールを厳密に守るべきだ!」と主張する先生がWBSには多いが、そんな先生には実務経験がない人が多い。実務をやってる人ならルールと現実を知っている。  
・三菱自動車がねー。あの会社、定期的に経営危機起こすんで。

2限はファイナンスのグループワークの打ち合わせと、岩村ゼミの修論提出お手伝い。
来年出すことになる修論の現物を見る機会ができたのは良かった。
気持ちが引き締まるねぇ。

午後からは中小企業診断士として独立準備のために「起業して食える人・食えない人セミナー」に参加。
人脈の大切さを痛感したセミナーだったし、自己紹介やプロフィールを変に伏せて周囲に分かりにくくさせている自分に気付かされた。
話は概ね本の内容をトレースする感じだったけど、裏方事情まで包み隠さずお話頂いたのはありがたい限り。
背景を知った上で改めて読むと納得感が違う。
懇親会で実際に起業されている方の話を聞くのは新鮮だったし、起業家の目線のあり方を生で話を聞く機会が持てて良かった。

1830分に始まった懇親会が23時まで続くとは思わなんだが(笑)、あの参加費でこれだけ濃い話が聞けたのは重畳だったね。 良い出会いに感謝!

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