2017年3月6日月曜日

20170213

『理系脳のための文系を怒らせない技術』(櫻井俊輔著:秀和システム)


セミナーでお世話になった櫻井プロの著書。参考にするつもりで読み始めたところ、気がついたら読み終わってた。

IT業界を舞台に、<理系脳>のITエンジニアと<文系脳>のお客様や営業担当との間に生じる軋轢を紹介し、どのように<理系脳>がコミュニケーションをとっていくべきかを実例交えて解説した本。
ガチ理系の私にとっては「結局できるの?できないの?」「この紙束のどこを見ればわかるの?」「説明になってないよ!」と怒号の飛び交うミーティング風景には思わず「あるある」とうなずいてしまった。「確かにあの時もっと歩み寄れていれば炎上しなかったなぁ」と感じることしばしば。
逆に文系の方が読んでも「あの人はこんな風に考えてたのか!」と腹落ちする点がたくさんあってオススメ。

『人は自分とは違う』からこそコミュニケーションが必要なのに、気がついたら『自分がわかるから相手も分かるだろう』ってなってるのだよね。いかんいかん。
著書の背景をセミナーで聞いて、このようになるのかと改めて勉強した本だった。




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