2017年3月6日月曜日

20161018

今日は西山先生の管理会計。今日もファイナンスの復習から。


・いくら儲かるかがNPV、何%儲かるかがIRR
・ペイバック法で期間を調べ、IRRで利回りを足切りして、緊急度を加味して、投資案件を組み合わせてNPVを最大にする。そんな投資判断がよろしいかと。
・投資した設備の耐用年数は気にしない。CFで考えるから実際にその企業が何年事業を行うかで考える。
・キャッシュフローの見込みには、その投資に紐づいた変化分を見込む。売上高比例配分の本社共通経費などは、投資で売上が増加して割当が増えるかもしれないけど、全社として見た時に変化しなければ見込む必要はない。システム管理や人員増などが発生した時だけカウントする。
・多角化した企業では、事業の特性があまりにも違う場合は、事業毎にハードルレートを変化させる場合もある。
IRRのエクセルをいじってハードルレートを超えて検討終了では遊んでるだけになってしまう。初期投資額をまけてもらったり営業頑張ったりなど、打ち手の検討と成果の見積もりを繰り返すと良い。数値化すると具体化する。エクセル計算は具体化と練り上げのツールと考えると良い。部下に「こんな簡単な計算もできないのか!」と言えるように。「WBS生は必ず計算できる!」としたい。
・投資判断は事業開始後もフォローすべし。投資した後は部門ごとの合算しか見ない企業も多い。GEは、一年半は予測担当に責任を持たせて取り組む。
・サンクコストを考えずに「今までの工事費がもったいないから」としか考えずに、採算の取れない事業を続行させてしまう議員の先生は落選して頂くしかない。今から将来をみて、もったいない投資をしない判断をすべし。議員の半分はそんな考えじゃないか。
・部長まではNPVIRRなのに、役員にかけた途端に回収期間に切り替わる会社もあって、資料を作り直してた。

・タックスヘイブンのケイマン諸島に実際に行って、現地の弁護士や金融庁の役人に会って話を聞いた。法人税や所得税は無いけれど、関税や間接税は高いので生活しやすいとまでは言えない。また、ペーパーカンパニーを作ると一定の手数料が入るのでコンスタントに稼いでいる。人口5万人の島に弁護士と会計士が千人ずついる。国民一人当たりの税収は日本の3倍!

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