2017年3月6日月曜日

20161022


1限はゼミ生いじり岩村先生のファイナンス。
この授業のメインレポートのテーマは「親子上場」
・・・いかん、まるっきり関わりが無いのでかなり勉強せにゃならんなー
・ファイナンスで正解がある議論をやってもつまらない。正解がないからこそディスカッションが盛り上がる。正解があったらCFOなんていらない。正解が全く無い経営戦略などは議論しやすいね。本当に戦略で正解が欲しかったら根来先生や入山先生を総動員した上で、結果にコミットして頂くしかない。
・ファイナンス理論に基づいて経営すると失敗する。ファイナンス理論に基づいて裁判をすると良いスコアが出る
・自分で教えといて何ですが、コア科目のファイナンスで学んだものは役に立たない。国際標準に沿って教えているのだけれど。そう言った知識を知ってる前提で人を操るのが良い
・セブン銀行の今の会長はズーズー弁でちっとも勉強してなさそうに見えるが、実際には元日銀エリートでかなり勉強している。英語を喋ると全く訛ってない。耄碌してるからそろそろ休んでもらって、経営権を奪って上場廃止するという財務戦略もありうる。元上司だからこんなこと言っていじってるんですけどね
・経営とは暗闇への跳躍。ドイツ人はこういう表現が好き。結果次第で受け入れるかどうか決めるという判断は、結果として悪くなる。えいや!と決めて飛び込むのが経営

【岩村語録】
・時間が余ったらこの話をしようと思うと余らない。昨日の入山状態。若いね、あいつ。熱意の表れだね
・自分のことは自分でしたいから秘書が同じ部屋にいると息が詰まる。日銀の頃は別の部屋に居てとお願いした
・極秘!とか虎の巻!とか書いた本が50万部も売れたら秘密にならない。本当にそんな本を書けるなら一部だけ作って1億7000万円で売ればいい
・前半の授業の時に電機メーカーの人いたよなぁ・・・富士通だっけ?・・・NECだ。そうだ。

2限は授業を取ってないのでレポート書き書き。

3−4限は「なんすかねー」関先生の生産管理。
今日は1人3分のSCM改善提案の発表なのだが、発表&質問時間が伸びる伸びる(笑)
途中から制限時間はあってないような感じでしたなー
自分の会社の事例なので、生の課題が聞けて大変勉強になる。

5−6限は山根先生のマネジメントコントロール
ケース授業なのでネタバレはなし。
マネコンがうまく回っているときは非常に強い企業になるが、環境が変化すると堅牢な体制が仇となる。
このテーマを聞くと松尾芭蕉の言葉の「不易流行」を思い出す。 「不易を知らざれば基(もとい)立ち難く、流行を知らざれば風新たならず」 変わるものと変わらないもの両方を知っておかないと現実を描写できないし、時代に応じて変えるべきものと変えてはいけないものがあるのだなぁと思う。

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