2017年3月6日月曜日

20161106

『ビジネスマンのための最新「数字力」養成講座 数字が読めれば世の中が読める』(小宮一慶:ディスカヴァー・トゥエンティワン)


コンビニで売ってるタイプの時事ネタありのビジネス書。
サクサク読めて即効性が高い。
事実関係を数字で確認すべしってのはよく言われる話だが、単一の数字だけ見てウンウン唸っても仕方ない。
それと関連する周辺の事象の数字を引っ張ってきて、割合を見たり推移を見たりしないと、本当の意味で事象を理解したことにならない。
ビジネスパーソンに必要な数字力を鍛えるためのトレーニング本。
PLBSのざっくり説明もあって復習にも良い。
著者の社会正義に照らして憤ってる部分がちょいちょい混ざるが(笑)電車の中で読むにはちょうど良いかも。

数字力とは?
1)具体化力:数字で全体を把握した上で問題を具体的に考え、推論する力
2)関連付け力:数字を関連づけて考えて発想を生む力
3)目標達成力:数字で目標をイメージしてPDCAを回して達成する力

【押さえておきたい基礎数字】
米国の名目GDP:18兆ドル 米国の人口:3.2億人
中国の名目GDP:10兆ドル 中国の人口:13億人
日本の名目GDP4.5兆ドル(500兆円) 日本の人口:1.3億人
世界全体の名目GDP:72兆ドル 世界全体の人口:72億人
日本の国家予算:97兆円 労働人口:6600万人(労働者+失業者) 農業人口:200万人
GDPの分配:6割消費(家計)、2割投資(企業)、2割政府支出




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