2017年3月6日月曜日

20161125

『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』(ピーター・トライアス:ハヤカワ文庫)


六本木の本屋さんで巨大ロボのカバーアートに惹かれて表紙買い(笑)
上下巻で600ページ近くあるのにロボの活躍シーンはトータル5%程度なので、ロボ目当ての方(主に私)は肩透かし。
舞台は日本が太平洋戦争に勝利した後のアメリカというディストピア&サイバーパンクな世界。
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパンの略称はUSJ
魔法のネズミ帝国の敵だね(笑)
怠惰で酒と女と食事にダラシない大日本帝国陸軍大尉と特高の女性エージェントがタッグを組んで、日米の濃すぎる奴らと騙しあったりドンパチしあったりするSF小説。
歴史改変された日本の描写はかなりエゲツないので、苦手な人は受け入れられないかも。
展開がスピーディで1つのチャプターも短く切り替わるので、ハマったら読むスピードは上がるんだけどね。

当初の狙いとはズレたけど、これはこれで面白かったので良しとしよう。


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