2017年3月6日月曜日

20161204

『ロータス戦記1 ストームダンサー 上』(ジェイ・クリストフ: KADOKAWA


海外の著者が書いたジャパニーズ・スチームパンクと聞いて読んでみた。
360ページあってまだ上巻。
ニンジャスレイヤーの翻訳チームが手がけただけあって、訳語の置き方がそれっぽい。
設定は和風アレンジRPGみたいな感じで、ゲーマーには馴染みやすいか。
1980年代までの作品は、日本文化を愛しつつも誤解しまくってるものが多かったが(笑)最近の作品は分かった上でデフォルメしてくるね。

権力の源泉となる<蓮>をベースにしたスチームな技術と、環境破壊・人心の退廃といった重たいパンクな雰囲気が良い感じ。
「チェーンソー・カタナ」「キツネ・トラ・リュウ・フシチョの4つのザイバツ・クラン毎にダイミョ」とかの語感が響く人にはオススメ。
映画版キャシャーンの世界が一番近い。本編は賛否両論ある映画だけど予告編を見ればイメージが湧く(笑)
https://youtu.be/1xeis94QNB0

後半はほとんどファンタジーになってるけど、下巻に続くと思えばあまり違和感はないかな。


 

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