2017年3月6日月曜日

20161206

火曜は西山先生の財務分析と財務管理。


名前とキーワードが白塗りされた大手上場企業2社の財務諸表をケースとした比較分析演習。
途中から「君の名は・・・」と大変気になったが。 別に「朝起きたら西山先生になってた!」と言う与太話ではなくて、ただの講義メモ。
財務諸表の数字から意見を言い合うだけでも、いろんなことを推察できるものなのだなぁ。 2時間半あーだこーだと財務分析して議論した後に社名を聞くと「お〜」っとなった。

【今日の分析メモ】
BSで資産を見るときは流動資産/有形固定資産/無形固定資産で分けて比率を見る。M&Aを重ねてきた企業の場合はのれんが積み上がって無形固定資産が膨れていることもある。
・粗利益率に差がある場合は、付加価値が高い(=単価が高い)商品を扱っているか、有形固定資産など工場設備による生産性に違いがあるかあたりの可能性を考えてみる。
・広告費や販売促進費など分けて見えるときは、それらの比率も見てみよう。広告費が高い場合はプル型のブランド重視、販売促進費が高い場合は営業のプッシュ重視なのかも。
・研究開発費も他の販管費との割合を見てみる。企業としてどのようにR&Dを見ているかのスタンスが推測できる。圧倒的に販売促進費や広告費の方が高かったら、機能よりもブランド重視な商品である可能性あり。
・営業/投資/財務キャッシュフローのバランスから成長/安定/リストラ状態を見定める。
・コマーシャルペーパーは9ヶ月の短期社債みたいなイメージ。発行して調達できるというのは安定した企業ということ。

・セグメント毎に利益率や資産回転率などを見ておこう。のれんや投資額などをみると、現地の会社に出資して初めているのか、海外に子会社を作って進出しようとしているのかも分かる。

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