2017年3月6日月曜日

20161215

今日は入山先生のグローバル経営。


学生が論文を読んでプレゼンをする学生Drivenの授業&ちょいちょい先生が介入して説明。
終わったのが22時半を回ってたのであんまりちょいちょいでも無いが(笑)
今日は4つのテーマで、企業事例も踏まえたリアルな話が面白かった!

CAGE
海外進出する企業はその国の成長機会だけを見るのではなくリスク要因も考慮する必要がある。
Cultural(文化的)・Administrative(制度的)・Geographic(地理的)・Economic(経済的)の4つの要因を抑えておくべきだが、海外進出の失敗例は後を絶たない・・・

【ホフステッド指数】
国民性の違いを指数化した指標。
Cultural(文化的)の違いを定性的ではなくて定量的に捉えられるのがすごい。
権力は強いか・個人主義か集団主義か・男性らしさを求めるか・不確実性を回避したがるかで指標を作成し、今でもアップデートされている。

OLIパラダイム】
企業は直接投資すべきかOwnership(所有) Location(立地) Internalization(内部化)の要素についてしっかり意思決定する必要がある。
どのような形態で(輸出/フランチャイズ/合弁/単独)進出するか、初期投資と取引コストの兼ね合いが難しい。
スタティックな状況認識に基づいて意思決定をするためのモデル

【ウプサラモデル】
海外進出して学習を重ねることで改善のサイクルを回していく時間軸と変化を意識したモデル。
市場に関する知識を獲得し、リソースを投入することでコミットする意思決定を行い、市場で活動すると知識が増えていく。
このサイクルには時間が掛かるので国際化プロセスはしばしば遅くなってしまう。

【今日の教訓】

「餃子ライスはマジありえない」By 中国からの留学生

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