2017年3月6日月曜日

20161220

火曜は西山先生の財務分析と財務管理。


大手企業の財務諸表を見ながら比較分析演習。写真に写っているのは、さりげないヒント。
【今日の分析メモ】
・金融事業をやっているとBSに加わって来て指標が計算しにくくなる。事業ごとのBSが公開されている場合は分けて分析すると良い。
・資産に差し入れ保証金がある場合は賃貸物件を利用していて、負債に預かり保証金がある場合は不動産収入を得ている。事業で物件をどう使っているかが分かる。
・通常の買収ではのれんが大きくなっていくが、会社更生法のスポンサーなどで取り込んでいくと無形固定資産を抑えられる効果もある。M&Aの指針が見えることもある。
・販管費の内訳を見ていくと、事業を特徴付ける項目が見つかることもある。
・純資産の少数株主持分は、100%持ってない子会社で自社以外の株主分をさす。最初から完全に買収するか、少し出資してから割合を引き上げていくのか、ここにもM&Aの指針が出る場合も。
・在庫回転期間から、扱っている商品の種類やオペレーションの厳しさが見える。

・セグメント別に資産・売上・利益を見て、今後の事業構成を考える。売上高を成長させるのか、利益率を改善させるのか、事業ごとのつながりやポートフォリオを考えてみよう。

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