2017年3月6日月曜日

20170202

今日のお昼は「第42回産研フォーラム グローバルビジネスを想像する技術、そしてデザイン」に参加


残念ながら「フォーラム内容をSNSに流すべからず」というお達しなので講演内容を知りたい方は個別に。
入山先生の講演は持ち時間45分のところ、20分オーバーで収まった(笑)
理工の岩崎先生は、西山先生の教科書で管理会計を学んだそうな。あるあるネタっぽくなってるのが西山先生すげぇ。
パネルディスカッションはクイズ番組みたいなITツールも入り、発言者が代わる代わるスピーチされて面白かった。
パネラーが順番に1人20分ずつ喋って時間切れで終了という、話が交わらないパネルディスカッションも世の中には多い印象なのだが、今回はモデレータの井上先生がとても頑張って進行されていて勉強になった。

夜7限は入山先生のグローバル経営最終回。
私のグループがプレゼン担当の1つだった。私の話長かったね・・・反省。

【コングロマリット】
新興国では情報インフラや法整備が不十分で情報の非対称性が存在する上に法律で保護されないことから、市場取引では取引コストが掛かる。そのため、多角化したコングロマリットとして内部に取り込んで取引コストを削減した企業体を取ることが新興国では有効。

【非市場戦略】
・市場環境だけ見て戦略を立案するのではなく、非市場(Nonmarket)の環境を認識して非市場の戦略(Nonmarket Strategy)を考えることが重要。政府にロビー活動を行ったり、活動家の皆さんに啓蒙活動を行なったりしてビジネスを取り巻く直接取引市場以外の環境を変化させる。
・ビジネスが政府で統制される規制産業(通信・医薬)などは非市場の影響が大きく、国ごとに戦略を変更する必要がある。情報サービスや一般消費財などは規制が少なく市場で統制されるので、競争戦略が重要。
・接待とか地域独特の商慣習は海外企業から見れば非関税障壁となる。
・ベンチャーで新しいことをやる時、業界慣習の隙間をつく事業が多い=既存権益を持った業界団体の反発を食らう。政府と交渉するパイプ役を設けておくことも大事。

【贈収賄】
新興国において、ビジネス上で賄賂を活用する要素を分析した論文。
1)進出先の国の政治が腐敗しているか?→腐敗してると賄賂が効果的
2)本社のある国の賄賂対策がしっかりしているか?→しっかりしてると賄賂をしにくい
3)現地企業と組んでいるか?→現地企業と組んでると賄賂が効果を発揮
4)子会社の決定権限が大きいか?→何とも言えず
先進国はCSRの活動に力を入れてやる機会も多い。そうやって人脈を構築する。

8限は西山先生の財務分析の補講で企業価値のバリデーション演習。
ラスト10分で駆け込み参加だったが、延長したので結局30分くらい授業を受けられた。

本日の名言
「エンターテイメントをやるにはゆとりが必要。ゆとりの1兆円」
「6ポケットに加えて四方八方からお金が出てくるのが今の子供向け商品の業界」
その後、入山先生のグローバル経営打ち上げに参加してビールを飲んで終了。

脳科学のプレゼンは時間厳守で頑張るよ

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