前半の鬼のような暑さから一転、過ごしやすい日々に戻ったかと思いきや週末に台風。
『アカデミック・キャピタリズムを超えて アメリカの大学と科学研究の現在』(上山隆大:エヌティティ出版)
上山先生は総合科学技術・イノベーション会議の常勤議員。
「この業界におるなら読んどけー」とばかりに推薦書としてご紹介頂いて読了。
科学者が生み出した知識は誰のものか?という問いに対して、アメリカの大学での研究の歴史を振り返りながら解説している。
知識を得るための投資に必要な資本をどこから調達するか、得た知識は公共財とするのか?特許で独占権を設定した方が普及するのか、など考えるところは盛りだくさん。バイ・ドール法の背景が分かったのは収穫だった。
これまでエンジニア時代の経験でも基礎研究・応用研究という科学のカテゴリー分けは自然と分離して当然のものと思っていた。しかし、この区分けも戦後のアメリカの科学研究の歴史の中で意図して設計されたものだったとは。
「そうだったのかー」と膝を打つポイントが多い本だったのだが、内容自体はかなりマニアックなジャンルなので一般受けはしなさそう(笑)
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木曜は職場の飲み会。
余興用に「ガンダムで語るイノベーション・経営戦略・軍事マクロ経済」のスライドを用意したのだが、WBSで作ったレポートで素材が揃っていたので60ページのスライドが1時間弱で完成。何事も揃えておくもんだ(笑)
ギロッポン生活も4ヶ月が経ち、お店も少しずつ回っているけれど全て人が教えてくれた店や連れて行ってくれたお店で、自主練は無し(笑)
六本木の「つるとんたん」で、おうどんの懐石コースを頂く。
コースのお料理は全て美味しく、〆のおうどんは25種類から好きなものを選べる贅沢!関西風のおだしがたまらん。
酔った勢いで調子こいて2玉を頼んだら、思った以上に巨大な器で出てきてびっくり。しかし本当に美味しかった!また来ようと心に誓った。
私の田舎にはラーメン屋はほとんどなく、外食するとなると「うどん屋」がメジャーな地域だった。東京に来てからもラーメンを食べに行くという気持ちにはあまりならないのだが、美味しいおうどんがあると言われるとホイホイついていきそうになる。
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