2017年3月7日火曜日

20170307

『カルロス・ゴーンの経営論』(太田正孝・池上重輔 編著:日本経済出版社)


歩くグローバルリーダーシップの体現とも言われるカルロス・ゴーンが講師を務める「逆風下の変革リーダーシップ養成講座」のQ&Aセッションの質疑エッセンスをまとめた本。
年初から日経「私の履歴書」でも連載されていたが、基本的な部分をしっかりやり抜く大切さ&学びの重要さを痛感するね。
受講生の質問にゴーンが答えていく形式でまとめられているので、サクサクと読める作品。


【私が印象に残った部分】
・日本社会でのリーダーには「常識が作り出す波に逆らう力」が必要
・人と心を通いあわせて魅力的であれ&繰り返し成果を出し続けるべし
・解決策は社員が知っている。リーダーはその優先順位を決定すべし
・信念を持て&決断を元に納得させて実行させよ&期待できる成果を示せ
・制度に良し悪しはない。企業にマッチしているかどうかだ
・ダイバーシティをマネジメントする方法こそが成果をもたらす
・真のリーダーとは、メンバーがやりたくないことでもやる気にさせてやらせる人のこと。「Motivate the people
・学びの本質とは「やってみた感覚としてこうあるべきだ」を知ること。自分の肉体で学べ
・人選はとても大事。後任は複数候補をあげたとしても、選ぶのは退任する自分であってはならない。責任を背負う側(取締役会)が決定すべき。
・失敗した状況でもモチベーションを保ち、変革を起こすように行動していくことがレジリエンス

・写真の中ではちょいちょい池上先生登場


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