火曜は樋原先生の「ベンチャー・ファイナンス」ケース部分のネタバレはなし。
樋原先生は学生の発言に対してマメにカウンターを合わせてくるから、キャッチボールというよりもボレーで打ち返される感じ。小気味良いが、続くと辛い(笑)
<学んだこと>
- いくらお金を調達するか/持ち分がどうなるかは事前に考えておくべし。
- ドカンと成長を志すベンチャーとして成長に必要なお金はしっかり調達したいが、企業価値が低いうちに多額に調達すると持分を取られてしまう。ステージを分けて企業価値を上げてから調達することも考えよう。
- VC側も最初から突っ込むのではなく、プロトタイプの出来や販売状態などを見ながらステージに分けて投資をすることも合理的。
- EquityとDebtはキャッシュフロー権(Equity<Debt)・経営コントロール権(Equity>Debt)の傾向がある。Debtだからこう!Equityだからこう!と二元論的に考えないように。
- 創業者が過半数の持分を持っているとき、VCが普通株だけで投資すると低い企業価値の段階でさっさとイグジットされてしまう危険性がある。優先株式(種類株式)の設計も工夫するべし。
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