火曜は樋原先生の「ベンチャー・ファイナンス」
今回はケースを読んだ上でベンチャーキャピタル側とアントレプレナー側に分かれて、タームシートに基づいて投資条件の交渉演習!
決裂するチームもあれば、成立するチームもあり。同じケースを読んでどんな交渉をしたのか結果を聞くのは面白かった。
ネタバレ厳禁なので、エッセンスと感想だけ。
<本日の教訓>
タームシートはお互いに取って重要になるけど、強気な条件を飲ませてしまえば勝ちと言う訳ではない。受け入れさせれば即リターンが上がる訳ではなく、これから一緒に成長しなくてはならないのだから、モデレート&リーズナブルたるべし。
<本日の感想>
- 交渉を進めるときは1個ずつ確定させて終わらせていくのではなく、常に複数ポイントを議題にあげて「譲歩する/譲歩させる」を織り交ぜていくのは定石なのだが。教科書にはそうあったけど、実際にやるのは演習でも大変だった。これをVCの皆さんはどんどこやってるのか・・・
- 個別には譲歩できる限界を決めておいても、複数のポイントで条件交渉になったときには判断が変わるなーと思ってみたり。
- ケースのタームシートですら、これで良いかな?と迷うことが多いというのに、実際にやるときはもっとかんがえちゃうんだろうなぁ。
- アントレプレナーがタームシートを吟味するのはとても大変だが、ここを雑にしてしまうと資本政策の失敗につながると教科書にあった。しかし、事業立ち上げで忙しい時期に、じっくり吟味するのもシンドかろうなと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿