2019年8月23日金曜日

20190823:WBSものづくり部 ホンダ狭山工場見学

今日はホンダの埼玉製作所 狭山完成車工場の見学会。
ショールームを見学し、概要説明を頂いてから見学開始。












帽子と説明を聞くためのインカムを装備。たしかに工場の中だと音が大きくて説明が聞き辛いので便利。見学馴れしてるなw

見学する工場内は撮影禁止なので、あとは文章のレポート
  • 完成車の工場の面積としては世界一小さい(他拠点の約3分の1)だが、3階建の縦に長い工場。
  • 工場内の部品は無人車が配送することもあれば、社員さんが台車で運ぶこともあり。4両編成くらいで運んで来る。
  • エンジンとかインパネとかが流れていき、仕様書を見ながら組み付け実施。数字やアルファベットだけで書かれているので、習熟すれば速いけどトレーニングとポカ避けは色々やっているんだろうなぁ。PCなどの電子機器の設置は少ない。
  • プレスによるボディーやドアの成形から塗装、組み付け、検査完了まで24時間。最も工程長が長いのが塗装で、その次が組み付け。
  • ガラスの取り付け工程には真っ先にロボットを導入。接着剤を均一に塗り、位置決めの精度を上げるのに有効。人手で取り付けても付加価値出ない重労働工程だからまさにロボット向け。
  • シートの取り付けも補助ロボットアームを活用。安川電機大活躍w
  • 生産ラインの特徴は立体的であること。平屋ではないのでコンベアが上下にもあって違う高さに持っていかれる。作業用の高さと、運搬用の高さでもエンジンとかが流れている。1階を車が流れていて、組み付けタイミングに合わせて2階からドアが降りてくるとか。ラインに前後左右に加えて上下もあると、体積的にコンパクトにはなるけど、ライン自体はかなり固定されて変更は簡単ではないだろうなぁ。
  • 組み付け用の部品は無人車・フォークリフト・人力台車で運搬。パレット無しで床に直置きされてた部品箱が結構あったけど人力で何かに乗せるのかな?
  • 完成車工場だけど、バンパーやインパネは高速成形機で工場内で製作。軽いけどデカいから調達して運搬コストかけるよりは内製した方が安いのかな。



見学後の質疑応答がガチ勢ばかりで面白かったw

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